IT 技術を活用することにより、効率の良い社内生産活動の展開できます。
特に、手番が長い 『鋳造~完成品』納入が必要な製品についてはこのような流れです。
溶解→鋳造→バリ取り→ショット→機械加工→ボルト組み付け→圧漏れ検査→出荷・梱包
上記のように、8工程あるのでこれらを管理するには、生産システムを構築しなければならないので、多品種・小ロットに特化した生産システムソフトを導入して取り組んでいます。
現場と事務所が一体となって現場で各工程完成品数をインプットすることにより、事務所に自動反映されて社内の各部品(300 種類以上)の進捗状況が把握可能となります。
従来は、現場にてホワイトボードに日々の品名別納入計画を記入して展開していましたが、パソコン画面にて納入計画の情報を共有化することにより、日々の要員配置、負荷の大きい部品の平準化推進、適正な要員配置が事前に把握でき、また緊急納期対応時の柔軟な体制づくりを構築する上で役立っています。また、ここでは各部品毎の課題も抽出しやすくなり、品質改善活動にも役立っています。